おとよんぶろぐ

おとよんめものでっかいバージョン

ガンダムボドゲで遊びました

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つい一週間前に発売した新作ボードゲームGUNDAM THE GAME』。

ド◯キで見つけて衝動買い。

完全にファースト世代の姉と一緒に少し遊んでみました。

 

ホワイトベースクルーになってアニメのストーリーを追体験するということで、ジオン贔屓の我々はちょっともんにょりしますがそれはまあいいでしょう。

 

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ゲーム性を雑に述べると、「成否判定をダイスに委ねる、時間制限付きのゲームブック」といった感じでした。出来事は常に決まった順番のカードを上からめくって進むのでそこにランダム要素はありません。サプライズはありますが決まった(ストーリーに即した)タイミングで起こります。

 

そんな具合なので、初見プレイがやたらおもしろいゲームといえます。しかしその一方で初見殺しも少なくなく、チュートリアルステージも存外に殺しにきます。まだ序盤のフェイズ2までしか遊んでいませんが、あわやゲームオーバーという場面にはもう何度か出くわしているほどです。

 

本当はゲームの中身とかもっと写真撮って載せようと思っていたんですが、このゲーム性を考えるとネタバレは大損だと思うので自粛します。すまんの。私もこれを書いている時点ではまだ後半のステージは開封せずに置いてある状態です。

 

 

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各ステージごとに、定められた5人のキャラクターから4人を選び攻略します。そのためプレイ人数は1~4人までとなっております。

 

ゲームはストーリーパートとバトルパートに分かれており、ストーリーパートはダイスロールによるストーリー進行に加え、キャラの強化やアイテム収集を制限時間と行動リソースの限られた中で行います。

 

バトルパートではストーリーでの状態を引き継ぎつつ、実際にメカのコマを動かしたりして敵と戦います。これまたダイスに祈るその様はさながら、小規模なTRPGのマップ戦闘かのようです。

 

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ゲーム中のあらゆる判定にダイスを使いますが、たとえばサイド7のシェルターを開くのに「腕力」技能を持つハヤトが有利だったり、ガンダムを起動させる場面では「機械」技能を持つアムロが有利だったりします。

ただ他のキャラがそれをやってもいいわけで、私の時は実際にガンダムを動かしたのはフラウ・ボゥでしたが。

 

というかバトルパートのないフェイズ1や、バトルのチュートリアルであり難易度の低いフェイズ2では戦闘で強いアムロの特性は活きないどころか、ストーリーでの消費リソースがいちいちでかいアムロは序盤に限っては絶対罠ですわこれ。選ぶだけでキツいw

 

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とりわけ感心したのはバトルパートにおける敵役のジオン軍の仕様で、あらかじめ決められた順番に伏せられたカードをめくっていき、書かれている内容通りに動かすことで、擬似的にオート行動するCPUみたいなのを再現しています。

このおかげでGM的なポジションのプレイヤーも必要ない、完全なソロプレイも可能なボードゲームとなっているわけですね。

 

この仕様で突然の敵の増援、みたいなのも実現しており、まだ見たことのない伏せカードをめくるのは本当にドキドキします。マジで。

 

 

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ところでこのゲームについて「コマが紙製なのが残念」って感じの意見があって、まあ実際これに立体のMSのコマとか付いてたらテンション上がるとは思うんですが……

このゲーム妙に重いんです。明らかに並のボドゲの倍はあるんですわ。これで立派なコマ入ってたら持ち歩くのめっちゃ大変だと思うんでオミットされたんじゃないかなって。値段ももっと張るハメになったろうし。

 

雰囲気出したいなら、小さめの食玩かなんかを使うといいかもしれませんね。ただドップとマゼラアタックを7個ずつ用意するのが面倒くさいと思いますが……

 

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あ、あとバトルのないフェイズ1でも初見では30分、バトルの簡単なフェイズ2でも1時間以上余裕でかかってもうたので、現行のラストステージであるフェイズ6まで1日で遊び切るのは、もはやお泊まり会レベルになると思いますのでお気をつけくださいな。後半は1回でクリアさせる気のない難易度になることも予想されますしね。

 

以上、『GUNDAM THE GAME』のレビュー回でした。私も姉とのんびり残りを進めていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

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(あらゆる媒体のガンダムゲーを遊んできたが、「ガデムがやべぇ」と思ったのは生まれて初めてだった)