おとよんぶろぐ

おとよんめものでっかいバージョン

【ボドゲ】初心者おとよんが頑張って考えるアヴァロン

たいへんお久しぶりです音代です。

Jが終わってからボドゲばかりしています。

でも今年こそは雪山やろうな。

 

さて今日は何かってーと、ボードゲームをやってみたり調べてみたりして気づいたことを覚え書きし、今後のボドゲ会でこうどなじょうほうせんを仕掛けようというお話です。

本日のお題はこちら。

 

 

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てってれてってってー。レジスタンス:アヴァロン~。

どんなゲームか知らん人はググったほうが早いけど、簡単に言うと裏切り者をあぶり出してつまはじきにするゲームだよ(ざっくり)。今日のブログ記事はただの自分用メモだから一々説明はしない。以下おとよんめもとその考察。

 

 

■とりあえず却下する

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いろいろ調べてみたところ、初心者は適当に賛成票を投じることが多いというのは共通認識らしい。却下を出すと疑われるんじゃないかと思う人もいるようで。でもこれはまったくもって間違い。アヴァロンの基本は「とりあえず却下」

 

誰がどういうメンバーを提案したか、それに対して誰がどう投票したかというのは重要な情報です。投票の回数が増えればそれだけデータが増え、判断材料が増えます。手早く承認を取ってクエスト進行したいというのは、わりと赤い発想。

たとえ提案が良さそうに見えても、まだ投票回数もラウンド数も余裕があるなら却下もやぶさかでない。早い段階で承認を出す行為は疑われやすいし、疑ってよいという認識を持とう。

 

■全員一般人

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アヴァロンは正体隠匿ゲームだけど、青側がマーリンを絶対に隠し通さなければいけないというルールから、基本的に役職カミングアウトが発生しないという性質がある。なので、青赤の全員が役職なしの一般青陣営を演じることになる。

先のとりあえず却下論は、言うなれば全員何も知らないという前提で議論を進めるわけだから、早い承認票はなんらかの確信があるという疑いがかかるって話だ。

 

もちろん赤陣営やマーリンは、わからん振りをしつつこっそり理想のメンバー選出を捻じ込まなきゃいけない。

 

っぽく振る舞う

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じゃあ、青陣営はどう動いたらいいのか?これは赤陣営もちゃんと実行できないとダメだからしっかり理解。

全編通してとりあえず却下は基礎として、どっかで提案を承認する必要も出てくる。承認してもよさそうなメンバー提案とは何か。わかりやすいところでは以下だと思う。

 

1.他人がリーダーで、自分が選出された

自分は青なんだから当然良い提案である。でももちろん手放しに承認していいわけじゃなくて、リーダーが信用に値するかはちゃんと吟味がいる。

 

2.リーダーが自身を選出した

青陣営はクエストを成功させなくちゃならない。常に青陣営だけをクエストに送りたい。そのとき情報が足りなくて運に頼る必要があるなら、少しでも可能性が高い選択をすべきである。

なら、リーダーは自分視点で存在する確実な青―自分自身を選ばない手はないというわけだ。

 

3.一度クエストを成功させたメンバーが選出された

エスト結果はあらゆる情報の中でも特に有力なものと考えられる。

条件が変わらないなら同じ結果が返る可能性は低くないし、参加人数が増える場合であっても、前述の2に則り「クエストを成功させたメンバー+リーダー自身」という提案は極めて妥当なものだ。

 

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いま3つほど挙げたのは比較的承認を出しやすい根拠のある提案なんだけど、どちらかというとこれらの案件を「満たしていない」のに出された承認のほうが(悪い意味で)目立つ。

 

例えば「参加者A~Eの5人ゲームで、リーダーAがメンバーにBとCを指名して、Dが承認した」という状況が起きたとする。

もしDが青陣営でBとCも青とすると、必然的にAは赤になってしまうので、Dの目線からはそれを承認できないだろう。なのに承認を出せたということは「Dは、BかCが赤だと知っている赤陣営」だと見るほうが自然である。

 

の振る舞い

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赤陣営がすることは、意外にシンプル。青陣営のフリをして潜み、赤陣営を混ぜた提案をしたり、赤入りの誰かの提案に乗っかればいい。一般の青はどうやってもわからんもんはわからんので、そのうち赤入りの提案が出てくる(もし完璧に赤を避けてくる青がいたらさすがにマーリンっぽい)。

 

赤としては、青しか参加していない提案と、赤陣営が複数入る提案は却下したい。後者のまずい点は、エストに複数の失敗が出る=メンバーに赤が複数入っていることが発覚してしまうので、失敗そのものを出しづらくなること。

5人ゲームの場合、クエスト参加は多くても3人。赤陣営は2人なのでこうなってしまった場合、その時点で少なくとも2人の青が確定する。場合によっては3人確定してしまうだろう。だから成功を出さざるを得なくなり、失敗させられたはずのクエストを取りこぼすことになる。

 

■赤の潜伏

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ここでの潜伏は「クエストに入り込んだ赤が成功を出す」ことの話。

エストにAとBが参加して、Bが赤だったとする。このときBがアドバンテージを犠牲にしてまで成功を出すことにメリットはあるだろうか。

 

Bは一時的に信用を得られるけど、それは次にBを含むメンバーで失敗が出た時に消滅する。一度失敗させるために一度成功させてしまうのは単純にクエスト1回分の損なので、それなら最初から失敗を出しておいたほうが良い。

例によって5人プレイだったとして、第1クエスト(2人)をわざと成功させて第2クエスト(3人)を失敗させたなら、疑いがかかる相手が増えるため多少の意味はある。ただしクエスト順を自由に選べるルールだった場合、第1クエスト後に第3クエスト(2人)を選ばれると、もう一度成功させなければ意味がなくなってしまう。さすがに2連続で2人クエスト成功なら傍目には青陣営に見られるだろうが、どれだけ策を弄してもマーリンには筒抜けであることは忘れてはいけない。

 

こういった潜伏が効果的なのは、赤側にモルガナやモードレッドが含まれていて、青になりきることで特定の誰かの目を欺ける場合だと思う。

 

■マーリン絡み

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モードレッド(マーリンでもわからない)がいない限りマーリンは敵味方を完璧に把握しているので、根拠なしに赤陣営を閉め出すことができます。ただし無根拠に核心を突く動きをすると赤にマーリンとバレるだけでなく、一般青からは赤に見えてしまったりもします。

しかし発覚を恐れて黙っていてはマーリンとして働けない。じゃあどうするか。

 

強いのは、マーリン以外がマーリンのように立ち回ることと考えられます。

他の青が序盤から積極的に赤とおぼしき相手に目星をつけ、仮説を立てて提案なり投票なりをする。それは徐々に軌道修正していければ多少雑でも構わないと思う。敵視された赤陣営はマーリンの可能性を疑ってくれるだろうし、見立てが間違ってても赤陣営からは疑いを逸らそうとする真マーリンのすっとぼけの可能性を否定できないから問題ない。

 

■つまりどういうゲームなんだってばよ

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まあ承認と却下のチキンレースってこったな!!